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グリーングリーン

シナリオ音楽演出システム総合評価オススメ度
54

断言してもいい。これはバカゲーだ。
これ以上ないくらい脱力感を感じさせる文章、平々凡々な演出、げんなりするキャラ、本当にどうでもいい展開のシナリオ。
はっきり言って、限りなく赤点に近い

私、学園物は嫌いじゃない。だからわりと期待感を込めてプレイしたのがそもそもの間違いでした。
何でエロゲーなのに、ギャルより周囲の野郎の方がキャラ立ってるゲームをやらなきゃならんのですか。
言い換えれば、ヒロインが5人もいるのに、ただの一人も魅力的じゃない。

シナリオは陳腐そのもの。なんのひねりも驚愕の展開も待ち受けてはおらず、ぼへーっと話が進み、唐突に終わる。
そのせいで、ノリノリで学園物の設定を考えたはいいが、そこまででもう飽きちゃった、といった印象が拭えない。
製作サイドの、「学園ドタバタラブコメがやりたい!!」って強烈な意志は感じるのですが。

肝心のラブがないんだよ。ラブが。

恋愛要素皆無。徐々に心が通い合うドキドキ感も、胸が締め付けられる切なさも、ずうぇーんずぅぇーんなし。
まったくなし。これっぽっちもなし。
(ちなみにコメディって書いてますが、シナリオによってはシリアスです。笑えるまでに陳腐だけど)

どいつもこいつも本当に高校生のレベルに達してない知能や恋愛観の持ち主で、セリフ回しは寒い上に不快。
勢いだけでハイテンションを維持しようとしているので、プレイしてる側は逆にどんどん醒めざるをえない。
このゲームを一言で表すなら、「ノリ」。
ノリが合わなければ私のような評価になるだろうし、学園ギャグバカラブコメとして割り切れればそれなりに楽しめる……かもしれない。
ただし、エロゲーや恋愛的要素を期待しているなら、それははまったく用をなさないのでそのおつもりで。

雑記にも書いたが、PC98で人気のあった「晴れのち胸騒ぎ」シリーズのノリが好きなら大丈夫。
あのドタバタぶりが楽しめた人なら、何とかなると思います。
ちなみに私はアレが98エロゲーでプレイした中で最もつまらなかった作品です。はい。

誰彼

シナリオ音楽演出システム総合評価厳重注意度
50★★★★

当レビュー初の赤点。これがあのリーフのゲームかと思うと、その没落ぶりに涙が出てくる。
あまりのすごさに、怒りを通り越して笑えるくらいの怪作。(決して遺作、臭作、鬼作の兄弟ではない)
少なくとも私はこれを許すことができないので、あえてレビューを書いた。
私は容赦のない性格なので、はっきり言わせてもらう。

シナリオがダメ。演出がダメ。文章もダメ。AVGとしての形態に意味まるでなし。

そこまで言うことないだろう、と思っている方、試しにプレイしてみましょう。
ただし、リーフ作品体験者に限る。
「誰彼」を初めてプレイして、このメーカーがいつもこんなアホゲーばっか作っていると思われては、さすがに可哀想すぎるので。

とにかくもう、マジすごい文章と矛盾極まる設定の嵐。センスのかけらも感じられないセリフ。
有名すぎて今さらだが、これだけは世界に知らしめねばならないと信じているので、あえて引用する。

「おまえがいまじている情は精神的疾患の一種だ。
          しずめる方法はが知っている。に任せろ」
(通称、「感感俺俺」)

「感じている感情」って?Σ(゚▽゚;)
このように、文章構造に欠陥があることはもう言うまでもない。

さらに、エンディング直前の最高(?)の盛り上がりを見せる場面で、今回の事件の根元でもあるヒロインが、愛する男と共に皆の前からひっそりと姿を消し、その際にたった一人の肉親である弟に残したセリフ。
(つーかこの展開がすでにひでえ)

「日本一の弟だと思っています」

よっ、にっぽんいちぃ~~~~!(←狂い気味)
ダセェェェェェェ!!!!

君(シナリオライター)にはセンスがないのかと問いたい。
問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。
(むしろ、並々ならぬギャグセンスに満ちあふれていることは認める)

こんなこと喋られて、ラストに感動の涙を流すアホ愉快な人物がいたらお目にかかりたい。
全編この調子で、ミステリアスでシリアスであるべき伝奇物が、電波系ギャグへと変換されている希有なこの作品。
クソゲーハンターならやってみるべし。
ただし、私は責任をとらないので各自自爆覚悟でお願いします。

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