WHITE ALBUM

シナリオ音楽演出システム総合評価オススメ度
82★★★

浮気ゲー。
二大ヒロインの壮絶な女の戦いを、「やれやれGOGO!」と思ってプレイしていたのは私だけではないはず。
(でも私のイチオシはマネージャー)
修羅場ゲーにも関わらず、どのエンディングもさらっと、切なくはあるものの後味良くまとめている点は感心。
BGMや挿入歌のレベルが高く、しかもシナリオに巧く絡ませていることもあって、演出力を高めている。
理奈の歌ったら、しばらく頭から離れませんよ……。
冬の季節感が出ていて、素直にいいゲームだなぁと思えます。

がしかし。
システム最悪。バグ多すぎ。パッチは確実に当てましょう。

正直、AVGにするより、今まで通りビジュアルノベル形式を取ったほうが良かったと思う。
その方が、きっとこのシナリオが生きたはずだ。
ただ、複数のヒロインの間で揺れているわりには「毒気」が薄いストーリーなので、パンチ力は弱い。
この点、「君望」はね……ふ、ふふふ。

BE-YOND

シナリオ音楽演出システム総合評価オススメ度
81★★★★

肩の力を抜いて楽しめる、SFコメディタッチのAVG。
シナリオがやたらに笑えます。主人公は記憶喪失の上に、目覚めてみたら、宇宙では誰もが恐れる魔王になってるし。
ほんのちょっと小指の先を動かしただけで、数万の人間を跡形もなく消し飛ばせる力を持っているのに、根は至って善良な人間である(と信じている)主人公があたふたドタバタする様がなんとも軽妙で愉快。
さらに、魔王を討伐しようとする宇宙艦隊のエリートであったエバが、討伐失敗により降格させられ、そこからは何をやっても裏目裏目に出てコケてしまう姿も気の毒ながら笑えます。

ギャグばかりでなく、ラストに至る展開にはシリアスで胸に迫るものがあるし、システム的に「話す→○○」とコマンドを指定しなければならないのは面倒だが、物語のテンポ自体はスピーディーに進む。

ちょっとゲームやりたいな、というときに気負いなく楽しめる、良質な一本。
たまにはこういうのもありでしょう。

To Heart

シナリオ音楽演出システム総合評価オススメ度
81★★★

うぁー。評価しにくくて、今まで避けていたゲームがきた。
いや、誤解のないよう言っとくと、プレイ時はとても楽しく遊べました。
キャラによってシナリオにばらつきはあるものの、サクサク進むし、絵もかわいいし。
しかし、いまいちのめり込めないのはなぜなのか、自分でもよく分からないのですよ。
たぶん、この満面に押し出されている「幸せピンク色」な雰囲気がダメなんだろうとは思うんだけど。

どうせ私は、血と硝煙と伝奇と猟奇じゃないとダメだよ。分かってるよ。ああ分かってるとも!