| シナリオ | 絵 | 音楽 | 演出 | システム | 総合評価 | 厳重注意度 |
| 5 | 7 | 6 | 5 | 7 | 50 | ★★★★ |
当レビュー初の赤点。これがあのリーフのゲームかと思うと、その没落ぶりに涙が出てくる。
あまりのすごさに、怒りを通り越して笑えるくらいの怪作。(決して遺作、臭作、鬼作の兄弟ではない)
少なくとも私はこれを許すことができないので、あえてレビューを書いた。
私は容赦のない性格なので、はっきり言わせてもらう。
シナリオがダメ。演出がダメ。文章もダメ。AVGとしての形態に意味まるでなし。
そこまで言うことないだろう、と思っている方、試しにプレイしてみましょう。
ただし、リーフ作品体験者に限る。
「誰彼」を初めてプレイして、このメーカーがいつもこんなアホゲーばっか作っていると思われては、さすがに可哀想すぎるので。
とにかくもう、マジすごい文章と矛盾極まる設定の嵐。センスのかけらも感じられないセリフ。
有名すぎて今さらだが、これだけは世界に知らしめねばならないと信じているので、あえて引用する。
「おまえがいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。
しずめる方法は俺が知っている。俺に任せろ」(通称、「感感俺俺」)
「感じている感情」って?Σ(゚▽゚;)
このように、文章構造に欠陥があることはもう言うまでもない。
さらに、エンディング直前の最高(?)の盛り上がりを見せる場面で、今回の事件の根元でもあるヒロインが、愛する男と共に皆の前からひっそりと姿を消し、その際にたった一人の肉親である弟に残したセリフ。
(つーかこの展開がすでにひでえ)
「日本一の弟だと思っています」
よっ、にっぽんいちぃ~~~~!(←狂い気味)
ダセェェェェェェ!!!!
君(シナリオライター)にはセンスがないのかと問いたい。
問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。
(むしろ、並々ならぬギャグセンスに満ちあふれていることは認める)
こんなこと喋られて、ラストに感動の涙を流すアホ愉快な人物がいたらお目にかかりたい。
全編この調子で、ミステリアスでシリアスであるべき伝奇物が、電波系ギャグへと変換されている希有なこの作品。
クソゲーハンターならやってみるべし。
ただし、私は責任をとらないので各自自爆覚悟でお願いします。