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D-LIVE!!


■1巻
「ARMS」がやっと終わったかと思ってたら、ほとんど充電期間もなしに始めた新連載で、どうなることかと危惧してましたが、さらっと読めてなかなか面白いです。
「ARMS」ほどは肩に力が入っておらず、「スプリガン」ほどの求心力もないけど、何だかのびのび描いてる感じ。
この作者、実はこういうのやりたかったんじゃないだろうか。
設定も面白いし、今後どういう展開にしていくのかが気になる。
できればこの路線を維持して、変にヘビーな後付け設定を出さないでくれればいいなぁ……とは思うものの、また原作に七月鏡一氏が参加するらしいので、何かヤバイ予感。

あ、絵がちょっと変わったかな?
「ARMS」の絵は実は食傷気味だったんで、この変化は個人的に喜ばしい。
以前より漫画らしい漫画を意識しているような気もする。
たぶん、作者の代表作とはなりえないだろう作品だけど、私は好き。
特殊技能があるけど「普通」の男の子を描くのが巧みな作者のことなので、持ち味を遺憾なく発揮できそうな今作に期待大。

新宿少年探偵団 まぼろし曲馬団の逆襲

新書
「新宿少年探偵団」シリーズ第7作目。
二年八ヶ月待ったわりには、可もなく不可もなくといったところか。
立ち回りのシーンが多いので、テンポは良い。相変わらず脱線や無駄が少ないし。
色々な事実と伏線が明らかにされ、予断を許さない状況になってきた。

初期のシリーズ作に比べ、子供が抱える「闇」や「もどかしさ」みたいなものが薄れてきたのが少々不満。それだけ、各メンバーが「大人」になりつつある、ってことなんだろうけど。
それでも、子供に突きつけるにしてはあまりにヘビーな事実を、端正かつ冷静な筆致で書いて読み手を鬱にする技術は相変わらず大したもの。
さすがに重く苦しく、辛い話を真骨頂とする作家だけあるわ。(誉めてます)

しかし今回の伏線で、どうやってもイヤ~な展開に持ち込まれそうな雰囲気が楽しみではある。
完結まであと二冊。
ラストで私を打ちのめしてくれるよう、気合いを入れて取り組んでほしいもんです。

吸血殲鬼ヴェドゴニア MOON TEARS

吸血殲鬼ヴェドゴニア MOON TEARS
前作「吸血殲鬼ヴェドゴニア WHITE NIGHT」に続く完結編。
力業ですね。よくぞここまでまとめ上げました。ノベライズとしては十分に及第点です。
モーラの出番が少ないのが泣けたが。

すいません、前作もそうだったんだけど、各章題が主題歌とリンクしてんのね。
今気づいた愚かな私。
しかも内容ともマッチしてるし。なかなかのアイディアです。

多少ゲームのシナリオとは変わっているものの、主題は変わっていないし、ラストでリァノーンのエンドを選択したのも手堅い仕事だなぁと。
こういうとき、小説って一つのエンディングしか採れないのが辛い。
ゲームだったら複数用意できて、プレイヤーが一番気に入ったエンドを覚えていればいいわけだから。

ゲーム本編でもそうだったけど、ギーラッハの最期には燃えたよ。騎士はいいねぇ。

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