死がふたりを分かつまで

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■1巻
まるで当たりのなかった(←失礼。私にとってはね)ヤングガンガンにようやく注目作登場。
と言っても、原作がたかしげ宙氏なので、ある程度の面白さは保証されて当然か。

蓋を開けてみれば、作画担当のDOUBLE-S氏が大健闘。新人らしからぬシャープで洗練された描線で、非常に読みやすく、かつ高クオリティ。好きなタイプの絵だな、これ。
盲目の凄腕刀使いが、高度な予測能力を持つ少女と、コンピュータの専門家とともに現代の「仕置き人」として暗躍する――という内容は、もうそれだけで「買ったァ!」と声を張り上げたくなるほどツボにはまりまくりの設定。
「仕置き人」だが決して正義じゃない、そのバランスの危うさを理解しているキャラには凄みがあり、その言動はダークヒーローめいていて非常にスリリングで小気味良い。
この先、(原作者の傾向からして)かなりヘビーな展開が待ち受けることが予想できるが、しっかりと最後まで見届けたい注目の一作。