ヨルムンガンド

■1巻
サンデーGX連載中。
同誌ですでに「ブラック・ラグーン」、「ワイルダネス」が連載中であるのに、これ以上ガンアクション物が入る余地があるのかな、と思っていたら、意外や意外、どちらにも重ならないところにすっぽり収まった感が。
銃火器や野戦服よりも剣とローブのファンタジー世界の方が似合いそうな描線だが、不思議な魅力がある。
ただ、「ピカレスク」と銘打っているのに対し、内容は必ずしもそうであるとは言いきれないかも。
武器商人であり、同業者や敵対する者に対しての悪辣さとか無慈悲さも描写されてはいるのだが、世界平和を謳ってみたり、意外に犠牲が少なかったり、あまり「悪」っぽくない。
そこが新しい読み口なのだろうが、これが今後どのように転がっていくのか。以降の展開に期待大。