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牧場物語2

告白します。
実は私、自他共に認める傑作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」よりも長時間、このゲームをプレイしています。
わぁぁぁぁ、すんません、本当に。3Dスティックの操作感が身についたのは、「牧場2」のおかげなんだよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。

中身は確かに「牧場運営&ほのぼの生活シミュレーション」なのだが、「ほのぼの」の割に手元はかなり忙しい。
何せ、牧場主の主人公は牛、羊、鶏の世話に加え、作物一つずつに毎日水をやり、育った作物を出荷しなければならない。
しかも、水をやっている間にも刻々と時間は過ぎていく。一日は驚くほど短いのだ。
これらをせっせとこなしつつ、近場の町に顔を出して人々とコミュニケーションを取ったり。
川で魚釣りをしたり、山でアルバイトをしたり木の実を拾ったり。作物を使ったレシピを集めて回ったり。
また、このレシピは実際に作ってもさぞ旨かろうと思わせる出来でなかなか良い。
ゲーム細部にも手を抜いていない証拠です。

とまあ、これだけ多彩な操作をやらされりゃ、そりゃあもう3Dスティックの使い方が上手くなろうともいうもの。

かくして名牧場主と化した私、毎日毎日ラブリーな動物の世話をしつつミニイベントもこなし、かわいい嫁さんももらって子供も産まれウハウハ。
温室もゲットし大農園の経営主となったので、当然エンディングも最高ランクでウハウハ。
つーかこのゲーム、エンディングが終わってからも引き続きプレイできるし。

というわけで、かなり息長く遊べるコストパフォーマンスの良い一本です。
自由度もすごく高いし、実際、どんな牧場スタイルにするかはプレイヤー次第だし、イベントはかなり多めだけれど、それに参加するかどうかは自分で選べる。

このゲーム、基本はのんびりほのぼのなんだけど、シナリオが時々鋭かったりするので要注意。
仲良くしていないと町を出ていってしまう人がいたり、ちゃんと世話をしないと動物が亡くなってしまったり。
その代わり、日常生活でふっと感じることのある小さな幸せがそこかしこに転がっていて、それが何ともいい味であり。
幸せってのは何でもない毎日と地続きなんだなぁ、としみじみ思わせてくれます。
いやに現実的な結論だな、オイ。

ピカチュウげんきでちゅう

……そこ、モニターの前の君。
血迷ったなこのアホ、とか思ってるんじゃない。
実は意外と楽しいんデスよこのゲーム。いやマジで。

恥さえ捨てればな。

家族と同居で、部屋に踏み込まれる可能性のある人は絶対にやっちゃなんねぇ。人格疑われること間違いなし。
私なんかまだ女だから「いやーんピカチュウかわいい」とか言ってればごまかせるけど(それでもかなり無理がある)、10代半ばより上のボーイズが一人部屋の中でピカチュウに向かって話しかける姿は、「シーマン」をプレイするより悲しいものがないか?

ゲーム自体は、メインのストーリーはあるものの、基本的には「ピカチュウと遊ぶ」ことを前提に作られた、意外にゲーム性の高いミニゲームの集合体となっている。
朝起きたらその日一日をどこで過ごすか決め、ピカチュウと一緒に魚釣りをしたり、宝探しをしたり、森を探索したり。
ピカチュウはこちらの話しかけに応じてリアクションを変え、そのかわいい仕草を見ているだけで結構満足。

当初危惧されていたマイクの認識率もかなり高く、この点はストレスを感じないようにきっちり作りこまれている。
安易なキャラクターゲームではなく、そのキャラに最も合ったシステムを用い、音声認識という機能をあますところなく活用した、優秀なコミュニケーションゲームに仕上がっていると思う。

でも、全体的にゆったりしたテンポなので、気が短い人は要注意。
「ドクターハウザー」ですらクリアした神、友人Yはこのゲームを30分で放り出した。
また、「ポケモン」未体験者は少々キツイかも。
ゲーム内には様々なポケモンが出てきてミニゲームの主役になっていることもあるし、自宅で遊べるミニゲームの「ポケモンシルエットクイズ」が全然分からなくて泣く羽目になると思うので。(私だよ……)

ちなみにこのゲーム、知らない人が多いけどちゃんとエンディングがあります
それがまた結構いい話で。泣かせるんだ、これが。

その愛らしさとイヤミのないかわいさで、万人に人気のあるピカチュウ。
多少の無理には目をつむらせてしまう力のある「ピカチュウ」というキャラをこの実験作に持ってきたところが、開発メーカーのアイディア勝利だと思います。チャレンジ精神に◎。

ゼルダの伝説 時のオカリナ

私、「ゼルダ」が出るたびに任天堂の新ハード買わされてる気がしてならないのですが。
それはともかく、64発売当初出るはずだったソフトなのに、あれよあれよと言う間に延び、気がつきゃ2年の歳月が。
そして私ももちろん「ゼルダ」の発売同時に、2年遅れで64を購入したのだった。

フィールドに初めて出たときの開放感は今でも忘れない。
64で初めて成しえた3Dの表現は、それまでずっとゼルダをやってきた身でも、身震いが起きるほど感動した。
ただやみくもに走り回るだけでこんなに楽しいなんて。
一面の平原から、地平線の向こうに夕陽が沈むさまを眺めているだけ、天気の移り変わりをぼーっと待っているだけで楽しく、馬なんて手に入れた日には、それこそマップの隅から隅までを思う存分駆け抜けた。
ハイラルの光と空気を電源を入れた瞬間から感じ取ることができ、プレイヤーが確かに「この世界の住人である」ことを実感できる演出力の高さがそこにあった。

序盤は行けない、というマップ上の制約がほとんどなく、どこへ紛れ込んで何を楽しんでも構わない。
この自由度。それゆえ迷子にならないようにナビゲーションを付ける気配り。
大人時代と子供時代で分けられ、かつつながりを持つイベント、時を超えること自体に意味のある仕掛け。
3Dを最大限に駆使した、全方向フルに動き回るアクション、ボスには名前のテロップがつく迫真の登場シーン。
シンプルだけどハマる魚釣りとスタルチュラ。わらしべイベント。
コントローラーの設定をフルに生かしたシステム、Z注目。
入力待ちのリンクの表情豊かな動き。かわいい仕草。

今作はゼルダシリーズのみならず、「ゲーム」として一つの頂点の形だと私は思っている。

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