ゼルダの伝説 時のオカリナ
私、「ゼルダ」が出るたびに任天堂の新ハード買わされてる気がしてならないのですが。
それはともかく、64発売当初出るはずだったソフトなのに、あれよあれよと言う間に延び、気がつきゃ2年の歳月が。
そして私ももちろん「ゼルダ」の発売同時に、2年遅れで64を購入したのだった。
フィールドに初めて出たときの開放感は今でも忘れない。
64で初めて成しえた3Dの表現は、それまでずっとゼルダをやってきた身でも、身震いが起きるほど感動した。
ただやみくもに走り回るだけでこんなに楽しいなんて。
一面の平原から、地平線の向こうに夕陽が沈むさまを眺めているだけ、天気の移り変わりをぼーっと待っているだけで楽しく、馬なんて手に入れた日には、それこそマップの隅から隅までを思う存分駆け抜けた。
ハイラルの光と空気を電源を入れた瞬間から感じ取ることができ、プレイヤーが確かに「この世界の住人である」ことを実感できる演出力の高さがそこにあった。
序盤は行けない、というマップ上の制約がほとんどなく、どこへ紛れ込んで何を楽しんでも構わない。
この自由度。それゆえ迷子にならないようにナビゲーションを付ける気配り。
大人時代と子供時代で分けられ、かつつながりを持つイベント、時を超えること自体に意味のある仕掛け。
3Dを最大限に駆使した、全方向フルに動き回るアクション、ボスには名前のテロップがつく迫真の登場シーン。
シンプルだけどハマる魚釣りとスタルチュラ。わらしべイベント。
コントローラーの設定をフルに生かしたシステム、Z注目。
入力待ちのリンクの表情豊かな動き。かわいい仕草。
今作はゼルダシリーズのみならず、「ゲーム」として一つの頂点の形だと私は思っている。