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ドラゴンクエスト8~空と海と大地と呪われし姫君

う~~~~~ん。
90時間も遊んでおいて何を言うか、と言われても仕方ないのだが、やっぱコレ、昔のDQとは違いすぎるのですよ。
3Dになってしまったことがその一番の要因ではあるのだが、何というか手触りにおいて違いすぎるんだなぁ。
DQのシナリオというのは、子供から大人までプレイすることを前提にされているわりには意外とヘビーで、でも今まではそれをあまり「ざらつき」として気にせずにプレイできていたのだが、今作は「死んだ」「殺された」という表現が露骨すぎて、そこが旧作コンプリーターである私には気になって仕方がない。

これもすべて、「見せる」演出方法への切り替えによる弊害と言えるんじゃないだろうか。
ドット絵の2Dで表現されていた今までは、ユーザーの想像力に委ねるところが多く、それが良い具合にクッションになっていた部分もあるが、3D、ムービーといった演出で殺害シーンまでやってしまってはそのものズバリでショックが大きすぎる。

そりゃ私、普段は「死ね死ねGOGO」な話ばっかり読んでるし、救いのないシナリオや破滅的な物語も大好きだけど、ドラクエではあまり「嫌な思い」をしたくない、という身勝手な思い入れがあり。
今どき珍しいくらいに「勇者が世界を救い大団円、みんなハッピー」なRPGがやっぱりDQの基本だと思っているだけに、たとえ道中、演出やシナリオの都合上とはいえ7回もそんな思いを味わわなければいけない今作は進めるのが少し辛かった。

さらに序盤のゲームバランスがやや厳しめで、操作とバランスのフィーリングに慣れるまでイライラすること多数。
中盤、スキルを覚えて何とか戦術を駆使できるようになるまではレベルアップ作業が必須。
しかも、フィールドやダンジョンが広すぎて探索に時間がかかる上、その「飽き」をカバーするために世界各地に何の脈絡もなく宝箱が置いてあるのがかえって嘘くさすぎて、どうにも世界に入りこめないのだ。
おまけに、昼と夜とでは話やイベントが違ったりしてくるのに、その時間を調整するアイテムや魔法がない。
ユーザーはわざわざ宿屋で休むか、フィールドをぐるぐるするかしか方法がないのもマイナス。
こういう、本当に些細なユーザビリティがイマイチの仕上がりになっていて、最後まで高評価することができなかった。

もちろん、DQらしい良い点だってたくさんある。
凡百のRPGと比べたらバランスだってきちんとしてるし、数十時間を自然に費やしてしまうほどの魅力もある。
サブイベントも充実してるし、今作はカジノだってバカスカあたって小気味よい。
特定の装備には個別のグラフィックが用意されていたり、鳥山明デザインを違和感なく立体化したセンスや技量は確かな物だと思うけれど。

残念ながら、周回するほどのゲームではないというのが今回の結論。
買って損することはない。それは絶対だが、我が最良RPGのDQ3や、サルのように再プレイしたDQ5とは名前は同じだけど違うゲームなのだな、と痛感。
逆に、私のように「これはドラクエだ」という気構えを持たないでプレイできた方が楽しいかもしれないので、DQシリーズに触れるの初めて、という人には強くオススメできる。
何と言っても値段分、安定してるので。

ドラゴンクエスト

コンシューマーRPGの金字塔。
だが私は、ラスボスの竜王に「世界の半分をやる」と言われ、喜び勇んで「はい」を選択したらゲームが終わってしまった、というマヌケな思い出があるのでいささか悲しい。
(良い子はマネしちゃいけないよ)

天外魔境II MANJIMARU

……はっきり言おう。

伝説壊しちゃったね。

こうじゃない、こうじゃないんだよ、天外IIは!!。・゚・(ノД`)・゚・。
中途半端な3Dマップもいらないし、タコ殴りで勝てる軟弱な戦闘バランスも違うんだ。
遊び心に満ちたメッセージと、思わずぎょっとするほど悪趣味でえげつない(←誉めてるんだよ)表現は、やっぱり天下の任天堂チェックの前に敗れ去ってしまったのですね……。
(前作プレイ者の方へ:(ネタバレ危険!→)絹の例のシーンは全面的に変わってます。やっぱり吹雪御前の腕ちぎれタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!は無理だったらしい)

「人肉切り包丁」が「肉切り包丁」に変わっていたし、人間食った、と思わせる表現も変えてある。
(人食いの話はPCE版レビュー参照のこと)
でも、こういう表現の規制は業界の現状を考えれば仕方のないことなので目をつぶることにして。

一番許せないのは、移植に際してのスタッフの気合が全然見えないこと。
中途半端に手を加えたばかりに、取り返しのつかない有様になってしまったのを、気付いているんだろうか。

まるでSFCかと疑うかのようなしょぼいグラフィック、昔のセル画にCGソフトで背景を足しただけのようなムービー、
2D用にきちんと考えられていた配置だったのに、3Dにしてしまったせいで見にくくなったマップ、
変更できないメッセージスピード、リマスタリングしたはずなのにひどい音割れのするサウンド、
そして、戦闘システムの改悪
いったい私はこの移植の何を誉めればいいのか。値段の安さだけか? 音楽の良さだけか?

やっぱり、一度完成された物に手を加えることは諸刃の剣なわけで。
DQシリーズのように、製作者である堀井雄二氏自らがバランスを調整するくらいの覚悟がなければ、安易に移植に手を染めるべきではないと痛切に思った次第です。

やっぱり天外IIは、枡田省治氏のシナリオ、岩崎啓真氏の演出、開発のアルファシステムの3本柱が絶妙なバランスを取っていたからこその名作なわけであり。
一つ以上欠けた上に、明らかにスタッフが力量不足(それともやっつけ仕事なのか?)で、もう本当にただのRPG以下の時代遅れなRPGでしかなくなっている。

正直、悲しいです。
今まで天外IIをプレイしたことがない人に勧めようと思っても、
「だって、リメイクあんまり評判良くないよね。本当に面白いの?」
と言われたら返す言葉がないので。
PCEより、GCやPSの方がずっと知名度が高いのは当たり前で、この先、絶対こういう場面に出くわすと思うから。

とりあえず、これだけは言っておく。

これから天外IIプレイする(しようと思ってる)人へ。

今からでも遅くないから、中古屋行ってPCEーDuOと天外II買ってきなさい。

その方が、結果的には絶対にいいから。

ちなみにこの移植、点数付けるなら60点。
その得点の大部分は、やはり変わらず面白いシナリオの妙と懐かしさ。音楽の良さ。
移植で評価できる部分は……残念ながら私には見つけられなかったよ。

探偵紳士DASH!

菅野さーん、もうシステムが古いっすよー(泣)
シナリオは相変わらず好みなのに……。
「エクソダスギルティ」以来の菅野作品、18禁「不確定世界の探偵紳士」からの移植作。
何でタイトル変えちゃったんだろ? 原題の方が格好いいのに。

それはそうと、やはり元が元だけに、女性キャラとの絡みが不自然きわまりない。
おい、そこはやっちゃってるだろ、という場面でも、会話とかブラックアウトでごまかしてるもんだからイマイチ盛り上がりに欠ける点は否めない。
だーかーらー18禁→コンシューマーはダメだって言ってるのに。

が、そこは菅野節。
主人公はあくまで頭が良く、格好良く、脇キャラは一癖も二癖もあり、と物語世界へ誘い込む求心力はさすがの一言。
一見バラバラのピースが、中盤以降後半にかけて一つに収束し、過去から現在へ続いている大きな事件へと繋がっていく様は圧巻。
もう何度も見せられてきた手口なのに、その語り口の巧妙さゆえに、またまたあっさり引き込まれてしまう。
さらりと扱われているエピソードが実はかなりの伏線だったり、キャラの口から語られる何気ない一言が、後々深く胸に残ることとなったり、油断も隙もない、読み飛ばし不可のシナリオ展開。

で・す・が。
とにかく、システム周りが古くさすぎ
フラグ立ては相変わらず厳しいし、菅野作品おなじみの「コマンド総当たり」は基本中の基本であるとして、今回は移動の際に時間の概念があるため、うかつに無駄足を踏むと、探偵の報酬額がもらえなくなる。
この、「次に行くべき場所」のヒントが分かりにくく、または提示されず、結局プレイヤーは行ける場所を総当たり。
さらに、移動も段階を踏む必要があり、目的地へ一回の操作で到達することができない。

こういった箇所は、昔のAVGでは確かに当たり前のシステムだったけれども、ゲームは時代と共に進化するもの
プレイヤーが快適に操作できてこそシナリオに没頭できるのだから、そろそろ徹底的に改良してほしい。
頭をひねらなけりゃ解決できない謎は、ゲームとして冴えてると思うんだけどね。

それを除けば、終盤、展開がちょいと急ぎすぎたぐらいであとは及第点。
相も変わらずお子様には分かりにくく、しかも完全無欠のハッピーエンドは絶対書かない人ですね。
だから好きだけど。

せつないエピソードが多めなので、ハッピーエンド主義者の人は避けるが良。
菅野ファン、シナリオ重視のゲームファン、「人死にOK」の人、昔風味のAVGが好きな方はどうぞ。

ときめきメモリアルGirl's Side

OK、コナミ! アンタは神だ!!(断定)
とか言いながらも、自キャラを「小波 名無子」と命名した私はメーカーに喧嘩売ってますか?
                         ↑
              (レトロゲーマーで分かる人だけ分かってね)

それはそうと、私のそれなりに長いゲーマー歴において、未だかつてこれほど笑ったゲームはプレイしたことがない。
ファーストプレイから一晩、ひたすらのたうち、涙を流して転げ回りながら笑い続けて完徹
笑いすぎて腹が筋肉痛になった。

まさか自分が「ときメモ」シリーズで徹夜することになろうとは、初代「ときメモ」をPCエンジンでプレイした我が身からしても、全然予測できなんだ。
初代は、そのあまりにもブッ飛んだ女の子のキャラ造形と、恋愛育成ゲームでありながら「愛」のない内容にうんざりしたため、全ヒロイン中、半分程度クリアしたところで止めてしまったのだが。
パラメータ重視の奇形恋愛育成ゲームも、ここまで極めれば立派なギャグゲーとして成立します。
気狂いになるんだったら、とことん突き詰めなければならない、という好例。(注:誉めてます)


今日は入学式。どんな高校生活が始まるんだろう。
あっ、この教会は何? どこかで見たことあるような……きゃっ。
(暗転、誰かとぶつかる)
「……大丈夫か? 手、貸せよ」
(メインヒーロー、手を差し伸べてるCGと共に登場)

ギャーッハッハッハ!!! ベタや! ベタすぎる!!。゚(゚^▽^゚)゚。


(デート帰りに雨に降られるイベント)

自分:こまったね・・・。でも東の空が明るいからもうすぐお日様が出るよ。
相手:・・・。太陽なんて・・・出なくていい・・・。
自分:・・・? でも、雨が・・・。
相手:雨なんて、やまなくていい・・・。
    このまま、世界中に雨が降りつづけてこのまま世界の終わりがきても。
    おまえがそうして、横にいてくれれば、俺は・・・。


あーはは、あーははははは!! あたしは家に帰りたいっちゅーねん(T▽T)ノ_彡☆

全編こんな感じでシナリオは超ベタ、主題歌はなぜかB'z、キャラ造形はニーズにお応えした「いかにも」な方々。
さらにフルボイスの声優陣は、普通に集めようと思ってもなかなかできないであろう超有名陣ばかり。

360度死角なし! 隙がなさすぎ! 奮いすぎ! はっちゃけすぎ!

笑ってばかりいるけど、実はこのゲーム、ものすごい絶妙なゲームバランスぶりです。
パラメータの増減の仕方、高校3年間の日程の組まれ方、私服の組み合わせ方や「ときメモ」伝統の爆弾システム(※1)。
さらに、直感的に操作できるインターフェースや、基本的にはとても簡単な操作方法等、おそらく、全プレイヤーの3分の1ほどの割合であるライトユーザー層にも、3年間適当にプレイを続ければ、ちゃんとお目当てのキャラをクリアできるように気を使っているのがよく分かる。
が、残りの3分の2のヘビーユーザーのために、これらのシステムはものすごく悪魔的に挑戦してきているのが歴戦のゲーマーならすぐにピンとくるはず。
これらは非常に狡猾かつ計算高く設定されており、とにかくやり込み要素が満載。
具体的には、

  • 葉月珪(メインヒーロー)と1年目に「ときめき初詣」プレイ
     (ときめき度が上がりにくく、毎週日曜をデートに宛てなければいけないくらい執拗に追わねばならない)

  • 氷室零一(担任教師)と「ときめき修学旅行」プレイ
     (自分からデートに誘えない&キャラ全員総出演させるため後半は爆弾処理班&全体的に非常に高いパラが必要)

  • 天之橋一鶴(理事長)と1年目に「ときめき初詣」プレイ
     (出現までのパラ設定が高い&一番最初の重要イベントが1年目の夏休み&自分からデートに誘えない)
  • 等々、数々のゲーマーのリロードと血と汗と涙の結晶として、これらの鬼プレイが代表的。
    ちなみに私は理事長のみ失敗した。リロードの根気が続かず、どーしてもうまくいかんのよ。これが。

    一度やり込み要素を見つけてしまうと、果敢にもそれに挑戦してしまう……そんなゲーマー魂を逆手に取ったこの悪魔ゲーム。
    女性をターゲットとしたゲームはすでに結構出てきてはいるものの、それのいずれもゲーム性は大して高くなく、ぼんやりとプレイしていても簡単にクリアできるようなものばかりだった。
    が、さすがコナミ。
    どう考えても真面目にウケを狙ってるとしか思えないこのゲームが、これほど高いゲーム性を維持しているとは。
    正直言って、「ときメモ」の名を見直しました。
    相変わらずパラ上げに終始せざるを得ず、恋愛育成でありながら「愛」をちっとも感じさせないゲームセンスだけど、「ゲーム」としてはかなりのレベルであると思います。

    でもなぁ……この「爆弾システム」はどうしても納得できんのよ。
    普通、自分から構いもしなければそれだけの間柄でしかないと思うんだけど。
    ただのクラスメートor顔見知りでしかないヤツが連絡してこないからって腹立てるのは絶対おかしいよ。
    だから、付き合ってる女が、他のヤツとデートするのを容認するこのゲームには「愛」がない、と私は思うのですがね。
    私だったら、相手がこういうことしてる現場を見つけたら、2,3発はパンチくれてやるんだが。
    この辺が、「ときメモ」が「恋愛シミュレーション」ではなく、「育成バカゲー」でしかない所以だと思うんだよね……。


    (※1)
    登場させたキャラを長期間放ったらかしにしておくと怒りの爆弾が破裂し、該当キャラを含め、周囲の好感度ががっくりと下がる。
    始めは他キャラとのデート中に電話をかけてくる攻撃をしかけてくるが、ここでも弁明せずに放っておくと、しばらくしてからバスーン!」という何ともイヤ~な音と共に爆弾が破裂してしまう。
    すると、周囲に「主人公が○○を傷つけた」という噂が流れ、必死になって上げた好感度が、見る見るうちに下がっていくのを目の当たりにできる。
    もちろん、怒らせた相手には、休日を一日使って詫びの電話を入れなければいけないという、私がどうしても馴染めない「ときメモ」伝統の理不尽きわまりないシステム。

    Dance Dance Revolution 2nd reMIX

    1999年の夏――。
    恐怖の大王はやってこなかったが、それよりも恐ろしいモノが降臨した。

    このゲームだよ。

    それまでゲームに縁がなかった層にまで大反響を及ぼし、専用コントローラーは売り切れ続出、代わりに間違ってマナークッションを購入してしまう アホ うっかりさんも現れ、ある種の社会現象にまでなったこのゲーム。

    普段の私なら絶対に購入しなかったに違いない。
    動かなくていいものなら、一日中ゴロゴロしていることだって可能(むしろ大歓迎)な怠け者属性の私に、こんな自ら動かなければならないゲームなどできるはずがないからだ。
    しかし、目前で超プレイをゲーム仲間の友人’s他、数々のゲーマーに見せつけられ、「これはやらねばなるまい」と無謀なる決心をした大バカ者がここに。
    さっそくソフト&コントローラー&マットのフルセットを購入し、自宅でレッツプレイ。
    上級DDRer様のプレイを見ていると実に軽やかに跳んでいるように見えるが、実際自分でやってみると、その足のおぼつかないこと。
    元々鈍い運動神経をここまで恨めしく思ったことはない。
    マラソン大会でどんなに鈍くさいタイムを叩き出そうと、運動会では応援専門だろうと、まったくもって気にも留めたことのなかった私だが、中途半端にゲームであったことが災いし、攻略魂に火が点いた。

    初めてプレイした際、その騒音に驚いた母が2階に駆け上ってきた挙げ句、「アンタいい歳して……」とまるで可哀想なものを見る目で私を眺め、去っていったという冷たい仕打ちにも動ぜず、「会社から帰宅 → DDR → 風呂」のコンボを編み出し、クーラーのない部屋でひと夏中狂ったように踊り続け、ようやくたどり着いた境地は。

    マニパラMAX(※1)で限界だったよやっぱり。
    常人に足で61連符は不可能です。マジで。
    でもゲーセンでは当たり前のようにクリアしてる人たちがほとんどなのが怖い。君たち人間ですか?

    それはさておき、「見てても楽しい」ゲームスタイルをゲーセンで提示し、それによってライトユーザー層を取り入れ、世間的にもPRしたこのゲームの功績は大きい。
    コントローラーさえ購入すれば、家庭用機でも楽しめるし、ちょっとしたパーティーゲームとしても優れている。

    現在のDDRはすでにジャンプ化(※2)していて、初心者には全然入っていけないゲームになってしまっているが、各地のゲーセンでは人外化した鬼ゲーマーたちがまだまだ熱いダンスを繰り広げているようなので、これから仲間入りしたい人は、まず家庭用版で特訓してみては。


    (※1)
    MANIAC(一番難しいモード)の「PARANOiA MAX -DIRTY MIX-」(尋常じゃない速さの最難関曲)。
    DDRは多くの信者と鬼ゲーマーを生み出し、それと共にCIAでも解読不可な暗号が多く生まれた。
    穴鰤桶(ANOTHERの「BRILLIANT 2 U (Ohchestra Groov)」)とか俺炎(「MY FIRE」)とか。

    (※2)
    週間少年ジャンプの漫画に多く見られる強さが肥大化する現象。「インフレ起こしてる」とも言う。
    この場合は、難易度がどんどん増していることを指す。
    DDRのMANIACモードでは、2枚抜き(を片足で同時に踏むこと)が前提の曲が幾つもあり、人間の規格外の動きを要求されることがしばしば。
    さらに、を全部同時に踏む(これを4枚抜きという)ことを要求してくるステキ曲もある。
    人間の足は2本しかないということを理解してくれ、コナミ!

    トール∞

    こんなマイナーなゲーム、知っている人はかなり少ないとは思うが。
    ハマったんだよ。仕方ないじゃん。

    どれぐらいハマったかといえば、このくらい
    あまりにマイナーで悲しくなってくるので、宣伝も兼ねてリンク貼っときます。
    このリンク先を見てもらえればゲーム内容は分かるかと思うのですが、一応ご紹介。

    「バベルの塔」を建設する、というある意味すごい目的のアクションパズルゲーム。
    色の付いた正方形のブロックを90度づつ回転させて側面を同じ色に合わせるとブロックが増殖し、円周18個をブロックで埋めると1段完成、これをどんどん繰り返して頂点を目指す……という仕組み。
    ただしタイム制限があり、一定時間になると下の部分がなくなっていってしまうので、素早い思考と手堅い操作が必要。
    一つブロックを消すと「天使の羽」が出現し、この間にブロックを消すと連鎖となり、ボーダーラインが下がる。

    パズルゲームってのは往々にして中毒性の高い代物なわけで、このゲームもご多分に漏れずその通り。
    余計な装飾やエフェクトはかけらもないシンプルなゲームながら、その麻薬性たるや尋常ではなく、おかげさまで並みいる積みゲーを押しのけて、毎日毎日こればっかりプレイしておったところ、ハイスコアをのきなみ塗り替え、

    ハードモードでもノーミスクリア

    できるまでに成長いたしました。
    ……ある意味アホかもしれません。

    このゲームのキモは、「次に何色のブロックが出てくるか分からない」というランダム性に基づく思考の瞬発力にある。
    じっくり連鎖を狙って組み合わせを仕込むよりも、手近にあるブロックを最低限度の回転で組み合わせ、その際に増殖したブロックをさっと見て、手近のブロックをまた組み合わせ……と、繰り返すのだが、これは実にアクションゲームレベルの脊髄反射が必要なところ。
    実際私は慣れるまでかなりのゲームオーバーを繰り返し、脳と手にこのゲームのリズムを刻み込んだ。

    さらに奥深い要素として、ブロック一段を昇ることができ、その際は180度回転するということ。
    これを何度か繰り返すことによって、素早く意図的に連鎖を組むことも可能になっている。

    初心者には若干タイム制限が厳しいかもしれないが、めまぐるしく変わる状況を瞬時に判断しつつ、臨機応変にブロックを積み上げていくのは麻薬的快感があります。
    廉価版なので値段も安めだし、ヒマを持てあましているような方はぜひ購入してみては。
    がしかし、多忙でヒマなんざないぜ! という方は絶対やらないように。ハマったら魔のゲームです。

    ドクターハウザー

    いつか書こう書こうと思っていて、今日まで放っておいた心の傷ゲーム第2弾。
    (第1弾はミシシッピー殺人事件
    媒体が媒体なだけに知る人こそ少ないが、元祖「バイオハザード」系のホラーAVGだったのだ。
    知らない人が大部分だと思うので、あらすじをちょこっと紹介。
    謎の失踪を遂げたハウザー博士の行方を追っていた新聞記者(主人公)は、調査のために博士の屋敷を訪れた。
    しかしそこは、数々のトラップが待ち受ける恐怖の屋敷だった。君は、博士失踪の謎を突き止めることができるか!

    というゲーム。
    機種と同時発売のソフトだったのでその威力を見せつけるべく、このご時世にまだ目新しかった 古ポリゴン フルポリゴンを導入し、今では一ジャンルとして確立しているホラー探索型AVGの先駆け的存在……になるはずだったが。

    まず、このポリゴンが最悪。カクカクするわ、継ぎ目は目立つわで、正直見られたもんではない。
    恐怖を演出しなければならないのにどうあっても作り物くささが際だってしまい、怖さが半減。
    そして、何と言ってもその操作性。
    お前はロボットか! と突っ込みたくなるほど不自然な動作のキャラ。そのたびに処理落ちする画面。
    キャラが動くたびに「ギギッ、ギギッ」と関節の動く音が聞こえてきそうだ。
    反応も鈍く、思わず十字キーを押す指に力が入るのだが、もちろんそれでも動作は機敏になどなりはしない。

    恐怖よりも怒りを演出するのが上手なリバーヒルソフトに、諸手を挙げて降参させてください。

    だが、こんなのは機種創生期のゲームだと思えば仕方がない。(と思い込みたい)
    最大の問題点は、

    回避不可能な即死トラップ

    が随所に仕掛けられていることであり、もちろん回避を匂わせる情報もなく、そこに足を踏み入れたが最後GAMEOVER。

    ミシシッピーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

    と私が叫んだとしても、誰が責められようか。
    さらにこれを回避しないことには先に進めず、要するに確実に一回死ななければならない
    ありか? そんなの。

    こんな目に遭わされてすら、死してなお蘇り、
    (この時点でもうどうでもよくなっているハウザー博士の謎に)果敢にも挑戦せよというのか。

    少なくとも、私には無理だった。

    しかし、速攻で中古屋に走ろうとする私を一人の剛の者が制した。友人Yだ。
    Yはひとたびプレイすれば上手いくせにそれほどゲームをやらないという、古参ヘタレゲーマーの私にはかわいさ余って憎さ百倍な存在だった。
    彼女は私から力強くコントローラーを受け取った。ほとばしる侠気を感じた。
    即死トラップを乗り越え、幾度もやり直し、とうとうハウザー博士の野望をうち砕いた彼女はひときわ輝いて見えた。
    何があってもこいつについて行こう、そう思った。

    Yよ、ありがとう。
    本当にありがとう。

    値崩れしないうちにクリアしてくれてありがとう<結局売ってるし

    ドラゴンクエスト7~エデンの戦士たち~

    死ぬほど待たせられた挙げ句、PSにプラットフォームを移して、満を持しての発売。

    楽しすぎるー!!

    いやもう、この仕掛けがたまらない。DQ節炸裂。
    いらないCGとかへっぽこムービーとかはこの際見なかったってことで。
    平和で、魔王やモンスターに脅かされてない世界。
    そこで村や町単位のちょっとした謎を解いていくうちに、だんだんと世界の仕組みが見えてきて……。

    と、のんびり、ゆっくり、ちびちびとプレイすることができるのがたまらなくうれしい。
    サブイベント関係も圧巻の一言。
    小さなメダル、移民システム、モンスターパークにかっこよさコーディネート、とハマったら身を滅ぼすであろう魅力的なイベントが溢れている。
    DQ恒例の裏ダンジョンも充実しており、あたくし、未だに裏ボスの「神様」に勝てません。

    実はシナリオが意外とヘビー。せっかく尽くしても報われないケースがあったり、どうやっても後味が悪くなったり。
    ちょっとせつないイベントも用意されており、大人のプレイに耐えうるRPGだと思います。

    ところで、次はいつだ?

    ドラゴンクエスト6~幻の大地~

    ……えーっと。
    一番印象に薄いDQシリーズかも。一回しかプレイしてないし。
    率直に申し上げて、明らかに失敗作だと思います。
    ただし、DQレベルでの失敗であって、クソゲーとは全然違うので。
    プレイしてるときは楽しかったし。
    後にドラクエモンスターズの主役を張るテリーが登場したのが確かこの作品だった……ような。

    ドラゴンクエスト5~天空の花嫁~

    プラットフォームをSFCに移して発売。モンスターを仲間にできるようになる。
    実は私、このDQ5が大好き。
    嫁? 嫁はもちろんビアンカに決まってるだろ。フローラを選ぶような奴は、血の色が青いに違いない。
    実はシナリオはかなり重い。主人公はいきなり奴隷だし。両親死んじゃうし。
    また、途中で石化してしまうイベントなどもあり、意外と自由度が低いようにみられがち。
    だが、モンスターを仲間にする過程が楽しく、小さなメダル探しもあり、この手の制約はあまり気にならなかった。
    FCから進化しただけあって、イベントの数やダンジョンの多さは比較にならない。
    ボリューム満点で遊びでがあり、楽しいRPG。
    ちなみにラスボスは「ミ○○○ース」というのだが、ここに「ミートソース」と入れた人は私の妹と同類。
    チョップさせていただきます。
    (正しくは「ミルドラース」だよ)

    ドラゴンクエスト4~導かれし者たち~

    AI戦闘が初導入されたシリーズ4作目。
    が、このAIがバカすぎ、さらにPS版と違って「めいれいさせろ」も使えないため、私のいつものプレイスタイルである、

    「低レベルでも戦術次第で無理矢理クリアしちゃうぜ大作戦」

    が通用せず、大苦戦。
    常に瀕死状態のパーティを抱え、それでも回復系の呪文を唱えない神官を呪いつつ、泣きながらプレイした。

    シナリオ自体は面白いのだが、強制イベントが多くなり、ドラクエの魅力であった自由度が低減。
    「すわ、FF化か!?」とファンを戦慄させた。
    私はトルネコでプレイする3章が一番好きだったのだが、いつの間にかピンで主役を張るようになっててびっくり。

    ドラゴンクエスト2~悪霊の神々~

    何はともあれ、「ロンダルギアの洞窟」にすべてが集約される。落ちる。とにかく落ちる。落とし穴に。
    ……なんて言ってたら、ファーストプレイから十数年経た今、

    「壁づたいに歩いていけば落とし穴にはまらない」

    という情報を聞き、とっても鬱になった20代後半の春。
    たぶん難易度はシリーズ一高い。7まで出た現在でもこれは変わらないと思う。

    ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~

    世間にとっても、私にとっても伝説のゲーム。
    これのために、決定的に身を誤った人は多いはずだ。私もその一人。
    この世にDQ3というゲームがなければ、ここまでゲームの修羅道には墜ちていなかっただろう。
    世界観、絶妙の謎と難易度、パーティプレイの醍醐味、転職、全てのRPGの要素が完璧。

    これをやって、RPGに興味持つなって言う方が無理。

    SFC版も合わせると、もう10回以上は軽くクリアしている。
    演出も秀逸。大筋だけを提示し、あとはユーザーの想像力に委ねているように見せて、実はしっかりとリードしている。
    一見、徹底したオーソドックスでアナログ臭の強いRPGでありながら、その計算高さ、というのはとてもテクニカルだ。
    (そしてそこが好きだ)

    私が一番好きなのは、やはりエンディング。
    見る人が見れば、「完璧なハッピーエンド」とは言えないだろう。(以下ネタバレ反転)
    主人公たちは魔王を倒し、英雄と賞賛される。
    が、二つの世界の間に開いていた大穴を塞いでしまったため、こちらの世界に残らなければならなくなる。

    つまり、もう自分たちの故郷には戻れないのだ。

    タダ寝ができるためだけに毎度ルーラで戻った自分のベッドにも、優しい母親にも、魔王の出現に心痛める王様にも、冒険の行く先々で救ってあげた人々にももう二度と会えない。

    すべてをやり遂げた後の達成感と、その後に残る、ほんの少しの切なさ。

    このドラマ性の豊かさこそが、DQ3を名作たらしめている所以だと思う。

    スタッフロールが流れる前に、簡単に主人公のその後を示すメッセージが表示される。
    これが、最後の感動を最大限に盛り上げる。
    まさに、「ロトシリーズ三部作」のフィナーレにふさわしく、最後の最後までちょっとした仕掛けがある。
    (以下、超ネタバレのため、ロトシリーズ未プレイ者は回れ右)

    DQ1をやった人なら、3の主人公の武器防具が「ロトシリーズ」として残されているのを知っているはずだ。

    ……つまり、そういうことなのだ。
    このメッセージなくして、あの感動は決して生まれなかっただろう。
    私はこれを見たいがために、クリアしたその日のうちにもう1回クリアした、というアホな逸話がある。

    天外魔境II 卍丸

    PCエンジン史上最強最大のRPG。私も未だにこれの呪縛から離れられない。
    脚本はあの枡田省治氏。
    後に「俺の屍を越えてゆけ」「Linda3」を作る、私の偏愛を一身に受けてやまないゲームデザイナーだ。
    そして今作はNECが、ハドソンが、スーパーCD-ROM2の命運をかけて放った超大作なだけに、どんなおきれいな作品が仕上がってくるかと思っていたら。

    桝田節だよ天外は。

    下品。猥雑。残酷。シニカル。泥臭い。ベタなギャグ丸出し。あああと何か適切な罵倒の言葉はないか。
    ……ってくらい、日本神話を題材にしてるのにも関わらず、高尚なニオイがかけらもしない。
    (これは桝田氏本人がエッセイでも書いていた)

    世界の命運をかけているのに、あっけらかんとした雰囲気や人間の図太いまでの力強さが押し出され、勧善懲悪物にありがちの「説教臭さ」が全然感じられない。
    なのに、「俺様勇者!」な気分は存分に味わえる。たとえそれが京の町に住む「おミルさん」(※1)に、せっせと戦闘で貯め込んだ金をつぎ込むアホ勇者でも。
    (※1:顔は見えないが美女と名高く、貢ぎ物をすればその品の程度によってちらっとだけ顔を見せてくれる。
    しかし実は、店頭にある最高額の貢ぎ物をしてもその顔は完全には見られない。
    ご尊顔を拝むためにはあるアイテムをあげればいいのだが、そうすればかなりの装備の入手を諦めざるをえないという、極めてえげつないイベント)

    この、普通にプレイすれば5~60時間はかかると言われている(16ビット機の時代だよ!)化け物級のRPGをプレイするため、冬休みはバイトに明け暮れ、昼飯を最大限にケチった挙げ句、修学旅行の小遣いを全額つぎ込んで手に入れたDuOの神々しさったら!
    (だが度重なる酷使のため、数年後に壮絶な最期を遂げた)
    一介の女子高生だった私にはあまりに高額な買い物だったが、ゲーム機+ソフト代を合わせても全然惜しくないと思わせる凄まじい完成度だったのだ、この天外IIというソフトは。

    CD-ROM媒体でありながら戦闘←→フィールド←→町の切替がほとんどノーアクセス
    広大なマップをストレスなく探索させるため歩く速度は通常の2倍、
    比較的高い難易度を持ちながら、戦術次第でいかようにもできる戦闘システム、
    シナリオの展開上、移動やイベントに常に制約を設けながらも単なるお使いゲームと感じさせない演出のさじ加減。
    そして、どんなにレベルを上げて強くなっても「ボスは強かった!」と感じさせる戦闘ルーチンの妙

    当時のゲーム業界で足かせとなっていたすべての問題に対して、これでもか! と力業で応えた結果がここにある。

    だが、何よりも私がこのソフトを評価するのは、音楽には久石譲氏を迎え、贅の限りを尽くしたスタッフでのゲームとしては類をみないレベルのアニメーションでもなく、当代の実力派声優を多数起用し、その名に恥じない名演技を見せつけてくれたことでもなく。
    究極王道スタイルの「勇者が国を救うRPG」でありながら、どこにも見たことのない形のゲームに仕上がっている、アクの強いシナリオにほとんどすべてがある。

    上記のおミルさんのイベント然り、他のいったいいくつあるのか数知れないイベント然り。
    特にユーザー間で話題になったのは以下の二つ。

    中ボスによって砂嵐に閉じこめられた国を訪れた勇者一行。当然RPGの基本、とばかりに村の人に話しかける。
    が、話の途中で村人の足下には砂の渦が発生し、村人は穴に吸い込まれてしまう。
    苦心の末ボスを倒した一行は村に戻るが、一度吸い込まれてしまった人々は誰一人として戻っていなかった
    調子に乗って村人に話しかけまくったプレイヤーなど、ほとんど無人の村で呆然としたらしい。

    ある城下町では中ボスが人を豚に変えてしまっていた。その町から一番近場の村まで逃げ出した豚(元は人間)は、必死になって町の現状を訴えるが、村人には豚の鳴き声にしか聞こえないため豚汁にして食べられてしまう。
    今度も苦労してボスを倒した一行は村に行くが、その村では海岸で多数の人間がゲーゲー吐いていた。
    そして、必死になって訴えた豚は実は自分の娘や孫で、そうと知らずに食ってしまった老夫婦までいた。

    だが、このイベントの一番イヤらしいところは、この村には非常に安いが強力な豚皮の装備品が売られている、ということなのだ。
    (もちろん、呪われたりはしていない)
    この時点で買える武器防具よりも破格に安く、しかも強力な装備を、材料元は人間と知っていても使用するか。
    勇者として、人として、とてもそんなことには耐えられないと涙を飲んで我慢するか。

    そして勇者たちにことあるごとに語られる、一般人や天狗様(巻物をくれる)のありがたーいお言葉。
    (正確に覚えてはいないのでニュアンスで勘弁)

    「戦闘なんてなぁ、勝ったもん勝ち、生き残った者勝ちよ。勝つためならどんな手でも使った奴が、生き残って今えらそうに説教垂れてるってわけよ」
    どんな手段で集めようと金は金。誰にも文句は言わせないよ!」

    と通常の「勇者像」をことごとく否定してくれやがります、このゲーム。

    これ、スーパーCD-ROM2のキラータイトルなんです念のため。

    このあまりにも後味の悪い、だが人間的には異常にリアルで精神年齢の高いシナリオと、古事記ベースの枠組みが奇妙に融合しており、史上類を見ない形での、最もお下劣な大作ソフトだと自信を持って言える。

    だが、ここまでメチャクチャなことをしても大多数の人間が支持しているのは、そのシナリオに破綻がなく、かつRPGとしての基礎部分が揺るぎなく完成されているからであり。
    要所要所に勧善懲悪ストーリーのキモとなる達成感や爽快感を過不足なく配置しているからであり。
    一歩間違うとキ○ガイ扱いされかねないキャストを好演し、演出に華を添えた各声優陣がいるからであり。
    やはり、「大作ゲームを作る」という意気込みが製作者側に頑としてあったからだと思うのです。

    ラスト、勇者一行(そして人間たち)は人を創った神の手を離れることを選択し、神は宇宙へ還る。
    神はその際、戦いで失われた者を人々に返してくれる。
    その人々が喜び合い、京都の五山の送り火から徐々に宇宙空間へ移っていくエンディングを見たときの満足感を私は忘れない。

    10年以上前の、リメイクすらされない、このまま風化してしまうゲームの一本にすぎないのかもしれないけれど。
    このゲームをプレイできて本当に良かったと思うのだ。
    (03.9.25にGCでリメイク版発売。別にレビューあります)

    そしてFXで続編が出ると聞き、慌ててかのマシンを購入した愚か者が一人……。
    (もちろんそのタイトルは現時点でも出ていない)

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