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30万ヒット御礼企画:「心のゲーム・18禁版」ベスト10(+α)




■ はじめに ■
さぁ皆さん、とうとうやってまいりました、心のゲームベスト10俺様のフィールド編。
過去にコンシューマー版「心のゲーム」を取り上げたところ、エロゲー版も、とのリクエストが多かったので、30万ヒット記念として作成してみました。
こればっかりは周囲に私しかやる人がいないので、誰とも比較しようがありません。存分に笑ってくださいませ。
コンシューマーと違い、新作をプレイするたびと言ってもいいほど、めまぐるしく順位の変動が起こるエロゲー版ですが、2006/11/08時点のものと割り切ってお楽しみ下さい。
それでは、以下からどうぞ。



順位 作品名 コメント
月姫
(TYPE-MOON)
これを選ばずして何が? 感嘆した作品は数あれど、うっかり泣きそうになったのはこれ1本のみ。
それほどまでにドツボにハマり、あっという間に信者への坂を転がり落ちた。
その後のTYPE-MOONの躍進ぶりは皆様ご承知の通り。
どんどん肥大化し、インフレを起こしていた業界に対し、「テキストと絵」という、最もプリミティブなノベルゲーのスタイルで一石を投じた。
金をかけなくても、人数がいなくとも、商業ラインでなくとも優れた作品は作れるという、「創作」ということを真正面からとらえた金字塔的作品。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
(elf)
プレイ後、「今後、これを越える作品は果たして出るのか?」とまで思った。
それほどまでに圧倒的な、世界観とゲーム性の完璧な融合
AVGとして、一つの頂点の形。
行動すべてに意味があるプロットの妙。それを裏付ける、膨大な設定。
最盛期のelfと剣乃ゆきひろ(現:菅野ひろゆき)の力が光る、珠玉の一作。
PHANTOM OF INFELNO
(Nitro+)
あらゆるメディアに移植された、ニトロの金の卵。
エロゲでもこういう作風やっちゃっていいんだ、と思わしめた快作。女性キャラもさることながら、脇キャラの立ち位置が非常に光る。
漢祭り、銃器弾薬カーチェイス祭りの元祖であり、甘さの少ない、哀切溢れるシナリオにノックアウト。
ラストの扱いもまた良い。

(Leaf)
長らく私の中でベストヒロインだった千鶴さん。黒髪ロングのお姉さんに弱いのだ。
(自分がもはや果てしなく千鶴さんより年上であることは、この際考慮しない)
四姉妹各キャラそれぞれに、個別の舞台設定が用いられ、しかもそれが全体的にはちゃんとつながっているのがすごい。
また、音楽も素晴らしい。
以降のノベルゲーという形に多大なる影響を与えた、Leaf渾身の一作。
腐り姫
(ライアーソフト)
内容も絵も大変にクセがあり、決して万人に勧められるわけではないが、愛憎渦巻き、混沌とした閉じた世界観が好きな人にはたまらない。
タブー臭がかなり強く、実際相当エロいのだが、音楽や文章に品があり、全体的な質は相当に高い。
世にAVG数あれど、これほどの雰囲気を出せる作品は稀だ。
Fate/stay night
(TYPE-MOON)
ご存知、TYPE-MOON商業化第一弾。かつてない高レベルの演出を搭載し、臨場感抜群の伝奇活劇AVG。
実に多彩なキャラに多彩なエピソード、独特の世界観と長大なボリュームでやり応えも充分。
エロゲ初心者にも勧めやすいが、うっかりこれが初プレイ作品になると、この後何をやらせればいいかに困る。取り扱い注意。
アトラク=ナクア
(アリスソフト)
だから黒髪ロングに弱いと(ry
短いが、シナリオ・絵・音楽のバランスがとてもよく、小粒だが光る作品。さすが老舗の貫禄。
ダークな世界観と雰囲気が非常に洗練されていて、無駄のないピリッとした作り。
何といっても音楽がハンパなくレベル高い。しばらく耳から離れなくなる。
オチも実に見事。ブレない美しさ、というのはこういうことを指すのだ。
斬魔大聖デモンベイン
(Nitro+)
途中、そのあまりの長さにダレる所はあれど、あのボリュームの作品を破綻なくまとめ上げたのは素晴らしい。
特にラストが秀逸。明快だけど、単純な「めでたしめでたし」ではない大団円。
その余韻の深さや、伏線の消化のさせ方が実に見事なため、プレイ後、途中で感じた不満は大いに緩和された。「終わりよければすべてよし」な、大いなる見本。
キャストがまたおいしすぎるんだ、これが。
CROSS†CHANNEL
(Flying Shine)
入れようかどうか最後まで迷った作品。なぜなら、プロットは大好きだけど、キャラの掛け合い部分は大嫌いだからだ。
ただ、EDへの向かい方が非常に好みで、構造が斬新で類を見ないものであること、たった一つのネタバレが致命的であるのに、それをあえて作品の核として取り入れた度胸に敬意を表してランクイン。
もっとテンポがよければ、もう2,3ランクは上じゃないかと思うのだが、あの部分が面白い、というユーザーも多いのがまた確か。
これは好みの問題なので仕方がない。
10 うたわれるもの
(Leaf)
SLGパートが異常に簡単なことと、エロが薄いことを除けば、とても良くできた異世界戦国物AVG。
この、「ケモノ耳・尻尾断固不要派」の私が言うんだから間違いない。
笑いとシリアスのバランスが非常に良く、飽きることなくサクサクと進めるし、ビジュアルのクオリティはさすがのLeaf東京開発室なので言うことなし。
選外 遺作
(elf)
後にelfの看板となるおやぢ三兄弟の長兄、遺作が堂々登場。悪賢く、汚らしくて手段を選ばないコイツは、プレイ中、最凶の悪役だった。
とにかく高難易度、要思考。決して行き当たりばったりでは解けない。
攻略サイトはもちろん、雑誌掲載すらさほどなかった時代、だが、その手応えが逆にゲーマー根性に火を付けることにもなった。
昔のゲーマーはこうして鍛えられていたのだなあ。

番外 咎狗の血
(Nitro+CHiRAL)
いや、これは入れとかなきゃでしょ。そこ、笑うんじゃねぇ!(血涙)
ニトロの漢女(ヲトメ)たちが、マイラヴ虚渕玄氏ディレクションの元に作り上げた、新たなるBLの世界標準。(マジかー!)
いや、マジでそれほど業界に一石投じたらしいですよ? イベントには咎狗のコスが溢れ、今や一大ジャンルとして成立。
そりゃー今までは暗中模索だった業界に、突然ニトロクラスの大物が現れたわけだから、そういう「犬」ショックも仕方ないかと。
ボリュームはさほどでもないが、中身はまんまニトロ。BLが絶対嫌だ、という人じゃない限り、わりと普通に楽しめると思う。
番外

番外
ひぐらしのなく頃に
(07th Expansion)
そもそも18禁ですらないので、本来は挙げるべきタイトルではないのだろうが、ジャンル的にこちらに分類されるだろう、と勝手に決めて取り上げた。
それに、内容的にも子供は分からないと思うので問題なし。(←そうか?)
ある日を境に、突然反転する日常。その落差や襲い掛かる謎の数々。それが、尻が飛び上がるほど怖い。
特に出題編(鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰しの各4編)は、作中でまったく回答を得られないため、ヒリヒリするほどの焦燥感を味わえる。
解答編になってしまうと、謎が解ける→不安がなくなるで怖さもなくなってしまうのは致し方ないが、謎を提示し、それを推理する過程を楽しむ、というコンセプトは非常に優れたものだと思う。
そもそも、それをやるためには、なかなか看破されないような謎を提示しなければならないのだから。