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近況その2

さて、これが昨年最大のアクシデント&年内復帰ができなくなった理由なのですが。

母ちゃん入院しちゃいました(;´д`)

よもや、家族中から、「殺しても死なない」「絶対200歳まで生きる」と確信されていたほど、ド太い生命力とパワーに満ち溢れていた母が、そんな状態に陥るとは思いもよらず。
確かに、還暦を過ぎているのだから、年齢相応にどこかに疾患を抱えるのも不思議じゃないのですが。
幸いにも、家族では誰も内科の大病を患った経験がなかったので、余計、遠い世界の出来事に感じられてですね。

事の発端は、異常なほどの病院嫌いである母が、あまりに腰痛がひどく、渋々近所の病院に行ったことから始まる。
ついでに、ということで、ここ十数年まったく受けたことのなかった、本来やるべき検診を受けてみたらば。

心臓が雑音だらけですってよ奥さん。
ついでに、骨粗鬆症寸前ですってよ奥さん。(腰痛はこれが原因だった)

とりあえず、近所の病院ではこれ以上の検査を行えないというので、専門科のある総合病院への紹介状を書いてもらう。
後日、そちらに赴いたらば、あれよあれよと言う間に、1週間の検査入院→そのまま入院→手術。
重度の僧帽弁閉鎖不全症(簡単に言うと、心臓の弁がぶっ壊れたため、血液が逆流する)だったそーです。
放っとくと、あと数年で死んでたかもしれないとか言われて、家族、焦る前にまず(゚Д゚)ポカーン。

よりによって、あの、うちのかーちゃんが、心臓の病気とか。
どう考えても心臓に鋼鉄の毛が生えてる(むしろコーティングされてる)としか思えないかーちゃんが心臓の病気とか。
病状説明と手術への同意取付のため、医師の話を家族で聞きに行った日、これってなんの笑い話とかちょっぴり不謹慎なことを私と妹は考えたりしたのですが。
年齢順でいけば、自分より先に母が死ぬことはないと高をくくってたこともあって、かわいそうなほど蒼白になる父。
元々、我が家で一番神経が細い上、連れ合いが重病と知ってショックだったらしい。
肝心の母はといえば、ここ最近、ずっと体調が悪かったことの原因がまず特定されて、逆に肝が据わってしまい、「あんたがしっかりしなきゃ」などど、父にハッパをかける始末。
見る間に(´・ω・`)ショボーン面になってしまった父があまりに哀れだったのか、「現在の医療では、手術すればちゃんと良くなりますから」と必死のフォローの医師。
眉毛をハの字にし、「先生、手術が失敗する可能性は?」とか、失礼千万きわまりない質問をする父。
おい親父、実際に手術を受ける母の前でそういうこと聞くなよ。
あまりの父の取り乱しっぷりに、かえって冷静になる私と妹。どうしたって、手術しなければ死ぬんだから、多少危なかろうがなんだろうがしなきゃならんだろうがよ。
それに、うちのかーちゃんは、手術程度では死なない。(たぶん)
というわけで、同意書にサインし、そのまま入院の母を置いて帰宅。

さて問題は。
一応母、主婦業をやっていたので(かなり手を抜いてたが)、その分担をどうするか、ということなのですが。
家族会議の結果、

  • 私……掃除を除く家事、祖母の世話

  • 妹……家計管理、掃除

  • 父……病院通い
  • と相成りました。オーマイガッ!
    父が病院通い専任なのは、真っ昼間の時間でも、ある程度融通のきく仕事だからです。あとマメだから。
    本来、一番仕事の拘束時間が長いはずの私が家事をやるのも死亡遊戯なのだが、仕事のシフトを午後からにしてもらうことでこれはカバー。
    午後勤は13時~22時までなので、午前中にばーちゃんの入浴の介添えをし、夕飯の支度をして会社に行くという、それどこのパートのおばちゃん? な日々がスタート。
    ちなみに妹が家計管理担当なのは、奴が我が家で一番のケチだからです。倹約万歳。
    あ、ちなみにどんな事情があろうとも、会社の残業は減りませんよ?

    そんな生活を、ここ2ヶ月ばかりしているのですが。
    元々、大して料理好きでもない私のこと、いい加減、メニューのレパートリーが一巡しそうです。
    ちなみに、安い食材しか買えないので、レシピは相当制限されてます。
    (肉はグラム100円以下限定、野菜は100円以内、豆腐は1丁50円以内、他、100円超の食材はよっぽど対価効果が高くない限り不可)
    そして母が入院した初日、私がワクワククッキングによって製作したアレやコレを眺めた父は。
    「お前、意外に料理できたんだな」
    とのたまいました。(注:当然ながら、大した物は作っていない)
    ……パパン、あたい、貴方の貴重な給料使って、家庭科授業ばかりがやたらと多い女子校に入っちゃったもんで、料理裁縫一通りできますよ。授業料無駄にならなくて良かったね。
    (ついでに授業には「保育」もあったが、これは確実に無駄にしかならないと思われ)

    ちなみに母の手術の日、私はたまたま年末出勤の代休で休みだったんですが。(昨年末は31日まで出勤で死た)
    どうせ私が行ってもすることは何一つなく、無駄にしかならないので、家でゆっくりしているつもりが。
    母に、「父を一人で置いておくと非常に危なっかしいので、お前も来て見張ってろ」と呼びつけられました。
    ……あのうろたえっぷりは記憶に新しいので、お説ごもっとも。

    仕方なく朝8時半に病院に行き、母が運ばれていくのを見送った後、まずは待合室へ。
    ところがこの待合室、長丁場、不安な気持ちを抱えながら待たねばならない家族に対して、これはあまりに過ぎるんじゃないの? と情緒欠如をツッコミたくなるほど、ホントーに何もない殺風景な部屋。
    4畳半ほどのコンクリ打ちっ放しの室内に置いてあるのは、外来受付によくある長椅子2脚と、昔ながらのカラーボックスに放り込まれた漫画や雑誌が数種類。
    窓はトイレに付いているような小さいものが一つ。
    だが、私ら父娘がそこに入ったとき、すでに先客がいたのにもかかわらず、先天性デリカシー欠如症の父ときたら、

    「おぅ、これだと、俺が今まで見てきた留置場と全然変わんねぇな、わはは」
    (注:ご新規さんへ。父は元警察官なので、留置場とは非常に縁が深いのです)

    などとでかい声でのたまう。やめて~恥をかくのは自分一人のときだけにして~(T△T)
    だが、その場所とタイミングを選ばないあまりのマヌケ発言に、思わず笑いを誘われる先客のご婦人。
    「本当にねぇ。いくら病院と言っても、もう少し飾り気があってもいいと思うけど」
    などと父に迎合。
    よし、笑いが出るくらいなら、きっとさほど深刻な病状ではなかろう。むしろ心和ませることに成功。
    (それにしても、「今まで見てきた留置場」と言ったことに関して、893やチンピラと勘違いされてないか気になる)

    その後すぐに、待合室は急患が優先なので、入院病棟の談話室でお待ちください、と言われ、そちらに移動する我々。
    そして開始される父のそわそわタイム。
    とにかくもう、6時間以上かかる手術だと説明されたにも係わらず、10分おきに立ち上がってみたり、その辺をうろちょろしてみたり、落ち着きのないことこの上ない。
    私は持っていった本をまず2冊読破し、眠くなってきたので、談話室のテーブルの上に突っ伏して昼寝タイム。
    昼時になり、交代で食事を取りに行き、また眠くなったので昼寝する私。緊張感欠如甚だしい。
    だって前日残業で、帰ったのは日付変更線を超えてからだったんだもん。頼む寝かせてくれ。
    爆眠する私を尻目に、変わらずうろちょろしてみたり、手帳を出して何か書き付けてみたり、ハムスターのごとくめまぐるしく動き回る父。頼む、落ち着け。
    父をなだめたり、寝落ちしたりを繰り返し、3時になろうかという頃、手術が終わったという報告が。
    ICUで説明をするというので、今度はそちらに移動し、医師の説明を受ける。
    どうやら、すべて予定通りに、まったく問題なく終わったらしく、とりあえず一安心の父。
    やった、ようやくハムスターのお守りから解放だ。

    その後、全身麻酔が効いていて意識がまったくない母をちょっと様子見し、帰宅する我々。
    とーちゃん、オラ今日アンタのお守りで疲れたので、晩飯は惣菜でいいっすか? ていうかいいと言え。むしろ決定。

    そんなわけで、手術をどうにか終えた母、2週間の経過観察を経て、16日に無事退院しました。
    もちろん、3ヶ月の自宅療養と、完全に元通りになるまでには半年以上の時間が必要なわけですが。
    あと、喉にパイプ突っ込んだせいで、ドナル○ダックみたいな声になっていて、それが直るまでは1年くらいかかるらしい。
    というわけで、私の家政婦生活もまだまだしばらく続きます。
    むしろ、手は動かせないくせに口だけはうるさい母が帰ってきたことで、余計に用が増えました。助けて_| ̄|○

    父の秘めたる願望

    近況報告する前に、父がとんでもない暴挙をかましてくれたので、まずそちらから報告します。

    例年、我が家では、父母が初詣時に家族の分のお守りをまとめて購入してくれるのだが。
    今年、母は事情により初詣に同行できず、父が独りで近所の神社に突撃してきた。
    そして、例によって、帰省組を加えたsimaと愉快な仲間たちで遊び狂って帰ってきた私を迎えたのは。

    ダイニングテーブルの、私の席にそっと置かれたお守り。「縁結び」の。

    ( ゚Д゚)ゴルァ親父!!! 新年早々喧嘩売っとんのか!
    「いやー、あまり混雑してたから間違えちゃった、わはは」とか、邪気のない顔でのたまってんじゃねー!
    ちなみに漏れなく、妹にも同じブツが手渡されたそうです。

    今年の父の目標は、どうやら私らぐうたら姉妹を家から追い出すことっぽい。

    暴言夫婦

    夕飯時、地方ニュースを見ていたら。
    国土交通省と警察庁が合同で進めている、自転車通行環境整備のモデル地区に秋田駅前周辺が選定されたことを報じていた。
    これは、自転車専用レーンを歩道と車道とは別に設けることにより、歩行者との接触事故を防ごうとするプロジェクトらしい。
    全国98箇所を各都道府県から選んでいるらしいのだが、母ときたら言ってはならんことを堂々とのたまった。

    「へー。秋田には、こんなの作らなきゃいけないほど駅前に人いないわよ」

    母ちゃん!Σ(゜▽゜;) それ内緒! それ言っちゃダメ!
    だが、数年前まで警官だったはずの父からはさらに暴言が飛び出した。

    「すたこと言ったって仕方ねべ。そんたに人のいねところでもぶつかるバガっげいるんだもの」
    (言葉の荒々しさを表現するため、あえて方言でお楽しみください)

    ……父母にはなるべく外で口を開かないでほしいと思う、我が家の中で最も良識派の私ですが、何か。

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